北海道
北海道の訪問診療・在宅医療をお探しの方へ
どこに相談すればよいか分からない、という段階の方に向けたご案内です。当院の対応エリア外の地域についても、探し方の手順をまとめました。
北海道で訪問診療を探すときは、①地域包括支援センター ②ケアマネジャー ③かかりつけ医・退院支援室 ④在宅療養支援診療所 ⑤当院への相談、の順に当たると見つかりやすくなります。当院は旭川市が中心エリア、名寄市・士別市・剣淵町・羽幌町が対応エリアです。他の地域についてもご相談を承ります。
- 最初の窓口はお住まいの市町村の地域包括支援センターです
- 介護保険を利用中なら担当のケアマネジャーが最も身近な相談先です
- 入院中であれば病院の退院支援室・地域連携室に相談できます
- 「エリア外」と言われた理由によって、次に当たる先が変わります
- 遠方のご家族から代わりに相談を始めることもできます
まず結論:当院の対応範囲と、それ以外の地域のご相談方法
訪問診療とは、通院が困難な方のご自宅や施設へ、医師が計画的に定期訪問して行う医療です。月2回程度の定期訪問を続けていくため、医療機関からの距離が現実的な制約になります。
当院(リーベクリニック)は旭川市に拠点があり、旭川市を中心エリア、名寄市・士別市・剣淵町・羽幌町を対応エリア(定期的に伺っている地域)としています。上川総合振興局管内のその他の市町村と、北海道内のその他の地域については個別相談です。札幌市、函館市、釧路市、帯広市、北見市といった離れた地域については、当院が継続的に訪問することは難しいのが実情です。
ただ、当院に伺えないことと、その地域に訪問診療がないことは別の話です。北海道内には、各地域で在宅医療を担っている医療機関があります。このページは、そうした医療機関にたどり着くための道筋をまとめたものです。当院の宣伝としてではなく、お住まいの地域で必要な医療につながっていただくためのご案内としてお読みください。
探し方の5段階
北海道で訪問診療を探すときの5つのステップ
上から順に当たっていくと、地域の実情に詳しい人にたどり着きやすくなります。
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お住まいの市町村の地域包括支援センターに聞く
地域包括支援センターとは、高齢の方の介護・医療・生活の相談を受ける公的な窓口です。市町村が設置しており、北海道内のどの市町村にもあります。市の規模によっては、区域ごとに複数のセンターが置かれています。担当のセンターは、市町村の公式サイトや役場の高齢者福祉の窓口で確認できます。
ここに電話をして、「通院が難しくなってきたので、家に来てくれる医師を探している」と伝えてください。地域でどの医療機関が在宅医療を行っているか、実際の状況を把握している窓口です。介護保険をまだ申請していない場合は、その手続きから案内してもらえます。
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担当のケアマネジャーに相談する
すでに介護保険サービスを利用されている場合は、担当のケアマネジャーが最も身近な相談先です。ケアマネジャーは、地域の医療機関・訪問看護ステーション・薬局と日常的にやり取りをしています。どの医療機関が新規の受け入れをしているか、どの範囲まで訪問しているかを知っている場合が多くあります。
相談の際は、通院がどのように難しくなっているのか(付き添いが確保できない、待ち時間が耐えられない、冬季の移動が困難など)を具体的に伝えてください。訪問診療が適しているかどうかの判断材料になります。
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かかりつけ医、または入院先の退院支援室に相談する
現在通っている医療機関があれば、主治医に「通院が難しくなってきた」と相談してください。その医療機関が訪問診療を行っている場合もありますし、行っていない場合でも、地域の在宅医療を担う医療機関を紹介してもらえることがあります。
入院中の方は、病院の退院支援室または地域連携室に相談します。ここは、退院後の療養先を調整することが専門の部署です。訪問診療、訪問看護、介護サービスをまとめて組み立ててもらえます。退院が決まってからではなく、入院中の早い段階で相談を始めるほど、選択肢が広がります。
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在宅療養支援診療所を探す
在宅療養支援診療所とは、24時間の連絡体制と、他の医療機関・訪問看護との連携体制を整えて届け出た診療所のことです。在宅医療に力を入れている医療機関の一つの目印になります。
厚生労働省が運営する医療情報の検索サイト(医療情報ネット)や、各都道府県が公開している医療機能情報提供制度のページで、地域・診療内容から医療機関を探すことができます。北海道の場合は、北海道の公式サイトから医療機能情報の検索にたどることができます。ただし、掲載されていても新規の受け入れが止まっていることもあるため、必ず電話で確認してください。
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当院に相談する
ここまでで見つからない場合、また、旭川市・名寄市・士別市・剣淵町・羽幌町にお住まいの場合は、当院にご相談ください。ご住所(地区まで)、現在の病状、通院の状況、ご家族や施設の支援体制をお聞かせいただければ、対応できるかどうかを個別にご案内します。
当院で伺うことが難しい地域の場合も、そのままお断りするのではなく、次に当たるとよい窓口をお伝えします。「どこに聞けばよいか分からない」という段階でのご相談も歓迎します。
「断られた」「エリア外と言われた」方へ
訪問診療を依頼して断られると、そこで諦めてしまう方が少なくありません。ただ、断られる理由はいくつかあり、理由によって次に取れる手が変わります。
| 断られた理由 | 次に確認するとよいこと |
|---|---|
| 距離・エリア外 | より近い市町村の医療機関、または隣接する市町村から訪問している医療機関がないか、地域包括支援センターに確認します。訪問看護と外来の組み合わせで当面をしのげる場合もあります。 |
| 受け入れの枠がいっぱい | 時期をずらせば受けられることがあります。いつごろなら可能かを聞き、順番待ちができるかを確認します。並行して他の医療機関にも当たります。 |
| 医療処置の内容が対応外 | どの処置が対応できないのかを具体的に聞きます。訪問看護ステーションが担える処置もあります。処置の内容によっては、入院や施設入所を含めて検討する必要があります。 |
| 通院ができると判断された | 訪問診療の対象は「通院が困難な方」です。付き添いの確保、移動手段、待ち時間、冬季の道路状況など、具体的にどこが困難なのかを整理して、あらためて相談します。 |
断られた際に理由を聞いておくことが、次の相談を効率よく進めるうえで役に立ちます。理由が分からない場合も、地域包括支援センターやケアマネジャーに「こういう事情で断られた」と伝えることで、別の道筋を提案してもらえることがあります。
遠方のご家族からのご相談について
ご家族が道外や札幌にお住まいで、親御さんが旭川や道北に一人で暮らしている、というご相談は少なくありません。離れていても、代わりに相談を始めることはできます。
- 最初の電話はご家族から:親御さんがお住まいの市町村の地域包括支援センターに、ご家族から電話をして状況を伝えられます。
- 介護保険の申請も代理で可能:要介護認定の申請は、ご家族が代わりに行えます。手続きの方法は市町村の窓口で案内してもらえます。
- 面談はオンラインや電話で:訪問診療の開始前の面談に、ご家族が電話やオンラインで参加できる医療機関があります。当院でも、遠方のご家族には電話やオンラインでのご説明に対応しています。
- 本人の同意が前提:訪問診療の開始には、ご本人またはその代理の方の同意が必要です。ご本人が「まだ大丈夫」とおっしゃる場合は、まず地域包括支援センターに間に入ってもらう方法があります。
留萌・稚内など道北周辺のご相談
羽幌町(苫前郡)は当院の対応エリアで、定期的に伺っています。一方、留萌市、稚内市、天塩町などは、上川総合振興局とは別の振興局の管内で、旭川市からは相当の距離があります。当院が継続的に訪問することは難しいのが実情です。
これらの地域では、地域の病院や診療所が在宅医療を担っていることが多くあります。まずはお住まいの市町村の地域包括支援センターにご相談ください。医療機関が限られる地域では、訪問診療と訪問看護の役割分担、オンライン診療の活用、必要なときに入院できる医療機関の確保といった組み立てが、特に重要になります。
ご相談自体はお受けしますので、ご住所と現在の状況をお聞かせください。当院で伺えない場合も、探し方をご案内します。
当院の対応エリア
リーベクリニックは、北海道旭川市5条通6丁目で訪問診療を中心に行うクリニックです。旭川市を中心エリア、名寄市・士別市・剣淵町・羽幌町を対応エリア(定期的に伺っている地域)とし、上川総合振興局管内のその他の市町村と北海道内のその他の地域は個別相談としています。
市町村ごとの区分と、対応可否を判断するときに見ているポイントは、訪問診療の対応エリアのページに一覧でまとめています。旭川市内については旭川市の訪問診療、名寄市については名寄市の訪問診療、上川管内の町村については上川・道北エリアの訪問診療をご覧ください。
※ 本ページの内容は一般的な情報提供であり、個別の診断・治療方針を示すものではありません。制度や各医療機関の受け入れ状況は変わることがありますので、最新の情報は各窓口にご確認ください。よくあるご質問
よくいただくご質問
北海道で訪問診療をしてくれる医療機関は、どうやって探せばよいですか?
まずはお住まいの市町村の地域包括支援センターにお電話ください。次に、介護保険をすでに利用されている場合は担当のケアマネジャーへ、入院中であれば病院の退院支援室・地域連携室へ相談します。それでも見つからない場合は、在宅療養支援診療所を届け出ている医療機関を調べる方法があります。この順序で当たると、地域の実情に詳しい人にたどり着ける可能性が高くなります。
訪問診療を「エリア外です」と断られました。もう方法はないのでしょうか?
一つの医療機関に断られても、他に方法が残っていることがあります。断られた理由が距離なのか、医療処置の内容なのか、受け入れの枠なのかによって、次に当たる先が変わります。理由が分かっている場合は、それを伝えたうえで地域包括支援センターやケアマネジャーに再度相談してください。また、訪問診療ではなく訪問看護と外来の組み合わせで対応できる場合もあります。当院でも、ご住所と状況をお聞かせいただければ、対応の可否と探し方をご案内します。
遠方に住む家族として、離れた親のためにできることはありますか?
ご家族が遠方にお住まいでも、代わりに相談を始めることはできます。まず、親御さんがお住まいの市町村の地域包括支援センターに、ご家族から電話をして状況を伝えてください。介護保険の申請が済んでいない場合は、その手続きから案内してもらえます。訪問診療の面談には、電話やオンラインで参加できる医療機関もあります。当院でも、ご家族が遠方の場合は電話やオンラインでのご説明に対応しています。
留萌や稚内でも、リーベクリニックに相談できますか?
羽幌町は当院の対応エリアで、定期的に伺っています。留萌市や稚内市は、上川総合振興局とは別の振興局の管内で、旭川市からは相当の距離があります。当院が継続的に訪問することは難しいのが実情です。ただ、ご相談自体はお受けしますので、まずはご住所と現在の状況をお聞かせください。当院で伺えない場合も、その地域で相談できる先の探し方をご案内します。
リーベクリニックの対応エリアはどこですか?
旭川市が中心エリア、名寄市・士別市・剣淵町・羽幌町が対応エリア(定期的に伺っている地域)です。上川総合振興局管内のその他の市町村と、北海道内のその他の地域については個別相談としています。「個別相談」は伺えないという意味ではなく、ご住所・病状・道路状況・診療体制をふまえて一件ずつ判断するという意味です。市町村ごとの区分は、対応エリアのページに一覧でまとめています。